ある時間。

時間を感じる時がある

遅くても早くても必ず感じるその時は

いつも僕に時間を教えてくれる

歩いて来た道は正しいのか

自分に関わった人は幸せになれたのか

長い小説でほんの1段落が終わった句読点のように必ずやって来て心を整えてくれる

振り返って、またすぐに前を向く

遠くに見えていた目標がちょっとだけ近づいたような気になったりもする

そこに向かうための真っ直ぐな道が見えたような気にもなる

転んでも立ち上がって

落ち込んでも腐らないで

前に進むためだけの努力をし続ける

そうするとまたいつかその時がやってくる

そしてその時はまた教えてくれる

僕の心を整えてくれる

また歩き出す力を与えてくれる

少し大人になったその時は

優しく厳しく新しい試練を与えてくる

今日また一つその時を感じたよ

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