仕事をひどく愛おしく感じる時がある
少し離れてみたり違った角度から感じる時だ
日常に溶け込んでいた仕事が突然違う温度を感じさせてくれる
1日の始まりに感じる風はいつものそれだった
でもなぜか少しだけ体が軽い
感じる風のスピードが少しだけ早い
温もりが心地いい
肩で切る風がそよ風になる
耳で受け取った
気がつくと1日が終わっていて
体はまだ朝の質感を残したままでだ
そんな時、不意に仕事が愛おしく感じる
心も体も調子がいい時に
もっとこの時間を味わいたい
ただそうして夜を迎えて静かに眠ろう
そうすればまた朝が来るから・・・