観葉植物を育てるという事 ~出会ってからの半年間~
川崎市 SECIL高津店 鈴木悠です
台風なんですか?
今夜から明日にかけて上陸予定みたいなのでびくびくしながら空を眺めている次第です。
確かに関東地方最近はまったく雨が降っておらず水不足も心配されているみたいなのでたまには・・・程度に思っていたら台風ですか・・・
極端ですよねホント。。
丁度いいていうのは気象たちには伝わらないんでしょうかね。
さておき
うちには観葉植物がいます。
この場合の「うち」とは僕の家とお店の事を指しています。
話せば長くなるのでいっそ話したいと思います。
それはある11月19日ぐらいの出来事でした。。
うぇーい!観葉植物ゲットだぜぇ~
そんなブログをこのブログでUPしたことからこの物語は始まります。
おしゃれな家具屋さんから連れてきたフランスゴムのこの子。
名前はまだなくて絶賛募集中なんですが
(読み返したらぜんぜんうぇーいって感じじゃなかったっていうね)
引っ越ししてから初めての植物の登場に「よぉし!いっちょ気合い入れて育てたるぞぉ」
っと人知れず気合いを入れていました。
ネットとかで調べると
「あまり水を上げないでください」
とか
「水あげは1ヶ月に1回くらいで十分」
などという超放置プレーのような内容が目につきました。
初めての観葉植物だったので「へぇそんな簡単なんだなぁ」というのが最初の印象です。
それからは教科書に沿ってそっと見守るだけの日々を過ごします。
1か月が過ぎお水をあげて
2か月を過ぎお水をあげました
3か月を過ぎた頃、ある変化に気が付きます。
「え、なんか元気ない・・・?」
そうです。事もあろうに毎月定期的にお水をあげていたのにもかかわらず葉っぱに元気がなくなってきたのです。
え、なんで?どうして??
僕はまったく事の状況が飲み込めず
慌ててまたネットを調べたおしました。
するとそこには
「太陽光にあてると元気いっぱいになりました!」
など
「なるべく日の当たる場所に置くといい」
と、言う有力情報をゲットしたのです!
僕は家の中のあらゆる日の当たる場所を探しました。
もちろん外に置けば間違いないのですが、まぁいろいろあって外には置かないことは決めていたので家の中で探します。
すると窓際がさんさんと日の光が照らしているのを見つけます。
でも、窓辺だと時間帯によって当たる窓と当たらない窓が変わるんですよ
休みの日にはこの日に当たる窓から窓へ移動させることもしばしば、
仕事の日には妻に頼んで移動させてもらったりしながら1ヶ月ほどが経ちました。
すると、
植物にまた変化が起こります。
”葉が枯れて落葉し始めました”
この時、僕はもう木が死んだと思いました。
青々と茂っていた葉が乾ききって触ると落ちていくんです。
もう息を引き取る歯車は動き出していてどうやったって止めることはできなかったのです。
なすすべもなくそのさまを見つめることしかできないまま何日か過ぎて行き、その間、僕はずっと考えていました。
まだ諦めたくはない、なにかまだ出来ることがあるはず、
この命の為にまだ何かしてあげたい
考えている間にふと、まだやっていないことがある事を思い出しました。
「そうだ、外に出して育ててみよう」
これです。
まだ1度も外の風に当てて育てた事がなかったのです。
季節は丁度春が近く、ちょっと早めの初夏が訪れていた5月頃の出来事です。
そうと決まればすぐさま家の外に・・・
と、思ったのですが日に当てすぎてさらにカラカラに乾燥してしまいそうという心配もありました。
それならいっそ1日中見ていられる職場に持っていっちゃった方がいいかもなぁ、という所まで考え付いたらもう動いてました。
職場の美容室に移動させた
これが落葉しきったときの写真ですね。
数か月前と比べると一目瞭然に元気がないです
これが
これ
かろうじて残った何枚かの葉っぱに全ての命運をかけます。
日中は霧吹きで湿らせて多湿を心がけました。
ぶっちゃけ調べてもこれがいいのか悪いのかはっきりは分かりませんでしたが。
葉のなくなった枝に日光が当たります。
直射日光はあまり良くないって記事も目にしました。
肥料を買いにホームセンターに足を運びました。
それらしい肥料が無くて調べると、基本的に観葉植物とくにフランスゴムの気には肥料は不要で、どうしても上げたい場合は簡易的なモノを季節を考えて使うような感じだったので、あえて肥料はあげない作戦にしました。
それから約2ヶ月が経った今・・・
元気よく日に当たる青々とした葉がそこにはありました
この数か月で見違えるほどに生き生きと色づき
ようやくここまで葉がそろってきました。
お客様からも
「あら?こないだまで元気なかったのによかったねぇ」
などとお声をいただき嬉しい限りです。
やってて良かった直射日光。
霧吹きの水も良かったのか悪かったのか分かりませんが未だに続けています。
夏が終わって秋になったらまた部屋の中に入れたいと思っています。
そして冬を迎えるころまた同じことにならないように細心の注意をして大きくなってくれることを祈っています。
そして、元気に育った時にまたこうやってブログに出来るように・・・
精進します。