女性には人生で2回、髪を伸ばしていて”コト”が終わればバッサリと切ってしまう時がある。
1度目は「成人式」
振り袖に合うヘアアレンジにするために1年も2年もかけて髪の毛を伸ばし、式が終わったと同時にバッサリと切ってしまうのだ。
僕は美容師でこの儀式に何度も立ち会わさせてもらっているのだが、いつ見ても女性は潔い。
場合によっては30センチも切る女性もいるくらい。
そして、2度目は「結婚式」
成人式と違いあらかじめいつ頃結婚するのかが分からない場合なんかはずっと切れずに伸ばし続けることになるのがこのタイミングだ。
婚約してから式まで1年もあればショートからミディアム位にはなる。
式が半年後に決まってしまった場合はボブにもならないかもしれない。
そんな、結婚式(僕たちはフォトのみ)を終えた妻が美容室に来た話だ。
妻も例外ではなく1年以上髪の毛を伸ばし続けていた。
長い。
普段はショートスタイルでいるコトが多い妻だけど何年か前くらいから伸ばし始めていて、ついにここまで伸びていた。
そして、
“ハワイでウエディングフォトを撮ってみた” — SECIL(セシル)川崎市高津の美容室
無事、目標を達成してわずか5日足らずで「バッサリおねしゃす」と言ってきたのだった。
僕は髪の毛を切る時には何のためらいもしない。(逆にためらわれた方が嫌だしw)
それは妻の時ももちろん同様で一思いに一気に切った。
15センチ。
少しビビった。
本当は肩につくぐらいのミディアムにしようと思っていたのに、あと10センチ弱をためらってしまった。
こ、これは少し情が入ってしまったのかもしれない・・なんの情だろ・・
「次はもっと切ろうね」というのが精一杯でしたw
でも、帰ってから妻には
「短くなってサラサラで扱いやすくて最高!」
と、ノリノリになっていたので今回はこれでよかったんだと思いました。
女性には人生で2回、髪を伸ばしていて”コト”が終わればバッサリと切ってしまう時がある。
僕はそんな妻のバッサリ時、両方ともを担当することができて幸せ者という事だ。
おしまい