ひな祭りと、春のはじまり

3月3日はひな祭り。

正式には「上巳(じょうし)の節句」と呼ばれる行事で、

女の子の健やかな成長と幸せを願う日です。

もともとは中国から伝わった風習で、

紙や藁(わら)で作った人形に“厄”を移して川に流す

「流し雛」がルーツだと言われています。

今のように豪華なひな人形を飾る文化になったのは、

江戸時代頃からだそうです。

こうして考えると、

ひな祭りは“守る”という意味合いがとても強い行事なんですね。

ひな人形はいつ片付ける?

よく聞くのが、

「ひな人形は早く片付けないと婚期が遅れる」

という話。

これは迷信といわれていますが、

“物事をきちんと片付けられるように”という

しつけの意味が込められているそうです。

一般的には、3月3日が終わったら

天気の良い乾燥した日に片付けるのが良いとされています。

湿気はお人形の大敵。

実はこれ、髪にも同じことが言えます。

春と湿気と髪の関係

3月に入ると、少しずつ湿度が上がり始めます。

まだ寒い日もありますが、

空気の中には確実に春が混ざっている。

湿度が上がると、

・髪が広がりやすい

・うねりが出やすい

・トップがつぶれやすい

といった変化が出てきます。

冬は乾燥対策。

春は湿気対策。

季節ごとにケアを少し変えるだけで、

扱いやすさはぐっと変わります。

ひなあられの色の意味

ひな祭りといえば、ひなあられ。

ピンク・白・緑の三色が定番ですよね。

この色には意味があり、

・ピンク=春(生命)

・白=雪(純粋)

・緑=大地(健康)

という説があります。

自然の移り変わりを表しているとも言われています。

季節を色で感じる文化って、素敵ですよね。

美容の世界でも、春は少しピンク味を足したり、

やわらかいベージュ系を選んだりと、

色で季節を楽しむことが増えます。

大きく変えなくても、

ほんのり色味を変えるだけで気分は変わる。

それは昔から変わらない感覚なのかもしれません。

節目を大切にするということ

ひな祭りは、

「これからも健やかに育ちますように」と願う日。

美容室で仕事をしていると、

髪型もまた“節目”と深く結びついていると感じます。

入学前。

卒業前。

新生活前。

春は変化の季節。

だからこそ、

整えることに意味がある。

大きく変えなくてもいい。

毛先を少し整えるだけでも、

気持ちは不思議と前向きになります。

春はすぐそこ

寒さの中に、少しだけやわらかい空気が混ざるこの時期。

行事をきっかけに、

季節を感じて、

自分を少し整える。

そんな時間も悪くない。

ひな祭りが過ぎると、

いよいよ本格的な春です。

今年も穏やかな一年になります

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